批判癖は要注意!批判をやめたいけど、やめられない人に試してほしい4つの方法とは?

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人生を楽に生きる方法

現在、世の中は批判であふれかえっています。

ITが高度に発達した今、世界中のだれに対しても、簡単に気持ちを伝えることができるようになりました。

その反面、批判や誹謗中傷といった、相手を傷つける行為のハードルも著しく下がっています。

SNSやネットニュースのコメント欄は毎日、批判でいっぱいです。

しかし、今後は簡単に誰かを批判してしまう人が、生きづらい世の中になっていくと考えられます。

それは、ひどい誹謗中傷が社会問題となり、批判した側にペナルティが科せられるようになってきたからです。

批判をやめたいけど、反射的に誰かを批判してしまって、やめることができずに悩んでいる人もいるかもしれません。

今回は

  • 無意識に他人を批判してしまう人
  • ついイライラして、他人を攻撃してしまう人
  • 批判ばかり繰り返し、自己嫌悪に陥っている人

このような悩みを抱えた人に向けた内容になっています。

少し考え方を変えるだけで、批判をやめることは可能です。

今こそ、批判をやめて、心の平穏を手に入れましょう。

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1、 誹謗中傷がついに厳罰化へ、批判癖がある人は要注意

誹謗中傷が大きく問題視されたのはTV番組「テラスハウス」の事件です。

この事件ではネットで誹謗中傷をした人が逮捕される事態に発展しましたが、実際の罪は侮辱罪の9千円のみだったそうです。

しかし、遺族の働きかけやネット中傷が減らない現状を踏まえ、ついに厳罰化へと動き出しました。

【独自】ネット中傷対策、侮辱罪に懲役刑導入へ…テラハ事件では科料わずか9千円
【読売新聞】 インターネット上での 誹謗 ( ひぼう ) 中傷対策を強化するため、法務省は刑法の侮辱罪を厳罰化し、懲役刑を導入する方針を固めた。来月中旬に開かれる法制審議会(法相の諮問機関)で同法改正を諮問する。罰則の引き上げに伴い

これからは「匿名だから、何を言ってもいい」とか「傷つけるつもりはなかった」などの言葉は通用しません。

何気ななく言った言葉のせいで、自分が加害者になってしまう可能性が十分にあります。

特に普段から批判癖がある人は要注意です。

家庭や職場などの日常生活の中から批判をしない生き方の訓練をしていきましょう。

2、 批判をやめる方法

① メディアに騙されるな、自分と関係ないことに口出ししないと決めよう

自分と関係ないことに口出ししないだけで、批判することが圧倒的に少なくなります。

特にネットやテレビで流れているニュースは自分と無関係なことが多いです。

それなのにネットニュースを見ていると、批判的なコメントが多く、時には中傷的な言葉で怒りを爆発させている人もいます。

なぜ芸能人や無関係な人の言動など、自分に何の影響も無いことに批判してしまうのでしょうか?

それはメディアがそう仕向けているからです。

ネットやテレビから流れてくるニュースはネガティブなものがほとんどで、私たちの不安や怒りを煽り、批判したくなるように仕向けられています。

その方が視聴率やアクセス数が増え広告収入が増えるからです。

この罠が、至る所に仕掛けられているのです。

もちろん、メディアの責任もありますが、私たちもそれに騙されないように注意が必要です。

無意識でいるとつい批判したくなってしまいますが、その時は「私はそれによって何か損をするのか?不利益を被るのか?」と自問してみてください。

批判する必要がないことに気づくはずです。

一つ象徴的な出来事を紹介します。

記憶に残っている方も多いと思いますが、河村たかし名古屋市長の金メダル噛み事件です。

河村市長が東京オリンピックのソフトボールで金メダルを獲得した後藤希友投手と面会した際、突然金メダルを口に入れ、噛んでしまったのです。

この行為に対して、メディアやSNSなどで批判が殺到しました。

「大変失礼な行為で許せない」、「コロナ感染が問題視されている中でありえない行動」など、批判はあっという間に全国に広がり、名古屋市の業務に影響が出るほどだったそうです。

確かに河村市長の行動は適切なものではありませんが、私たち一般市民が怒る必要は全くありません。

なぜなら、金メダルは私たちの物ではなく、後藤選手の物だからです。

もし、私が自分の大切なものを他人に勝手に噛まれたら、それは怒って、相手を批判するかもしれません。

しかし、今回の件で怒っていいのは、後藤選手本人のみなはずです。

問題は後藤選手があの時の河村市長の行為で、嫌な思いをしたのかということです。

もし、嫌な思いをし、心が傷ついたというならば、河村市長と徹底的に戦えばいいと思います。

私が映像を見て、違和感を感じたのは、「後藤選手は怒っておらず、何とも思っていない」のではないこということです。

実際に後藤選手は、後にこのように話しています。

全然気にしていない。ネタにして頂いても大丈夫です。

やはり、後藤選手は何とも思っていなかったみたいです。

後藤選手が特に何も思っていないのであれば、この問題は解決として良いのではないでしょうか?

そして、後藤選手はこのようにも話しています。

1番は恥ずかしい気持ちだった。メディアの方から大きく取り上げられて。選手としての価値を知ってほしいと思った。

この問題は結局、河村市長の複数回の謝罪、金メダル交換という事態に至りましたが、後藤選手本人はここまで問題を大きくしたくなかったはずです。

金メダルに水を差してしまったのは、河村市長の行動が根本原因にあるかもしれませんが、その後のメディアによる批判、私たち一般市民の批判によるものも確かにあるでしょう。

メディアは私たちの批判の心に火をつけようと、様々な手法を用いてきます。

「この人バカなことしてんなー」と笑い飛ばせるくらいの、心の余裕が、批判に溢れた世の中を生きる上で大切かもしれません。

② 他人ではなく、自分の内面に目を向けよう

人は自分と違う考えや価値観に出会うと、どうしても批判したくなってしまう生き物です。

他人を批判したくなったとき、自分の内面に問題がある場合が多いです。

もし、最高の精神状態ならば大抵のことは気にならないはずですから。

他人の言動にイライラして、批判的な気持ちを持ってしまうのには理由があります。

  • ストレスを発散したい
  • 他人より優位に立ちたい
  • コンプレックスや不満を抱えている

このような心理が働いている可能性があります。

批判したくなったら、自分の心を内観し、その原因を探りましょう。

「仕事の人間関係が上手くいっていない」とか「劣等感が強くて自分に自信が持てない」など様々な問題が浮かび上がってきます。

その問題に目を向け、解決するための行動をすれば今より成長することができます。

他人にイライラするときは、心の中に何かしらの葛藤を抱えているサインです。

相手を批判するのにエネルギーを使うのではなく、心の葛藤を直視し、解決するためにエネルギーを使いましょう。

また、他人の許せない部分を知ることで、自分がどのような価値観を持った人間なのかを知ることができます。

自分がどのようなことに批判をしやすいのか、その癖を見抜くことで、自分への理解が深まることでしょう。

自己理解を深めることが、理想の自分に近づく近道です。

③ 相手の間違いを正すのに批判は必要ないことを知ろう

間違った言動を見ると、つい批判したくなってしまいます。

しかし、批判は相手を否定し、不快な気分にする行為です。

相手の間違いを正そうとするときに批判は必要ありません。

批判ではなく、建設的なアドバイスをしてあげれば良いのです。

批判によって相手を下げるのではなく、建設的なアドバイスで良い方向に導いてあげましょう。

アドバイスのよって相手が言動を改めるかどうかは相手の課題です。

相手のために良いアドバイスをする能力は様々な場面で活用できるので、自分自身の成長にもつながります。

しかし、相手に適切なアドバイスをすることは簡単なことではありません。

アドバイスが難しい場合は無理にアドバイスしなくても大丈夫です。

たとえ相手の言動が間違っていたとしても、本人がそれを正しいと思っているのであれば、相手を変えようとする必要はありません。

私の経験上、変わらな人は、何を言っても変わりませんし、反対に成長していく人は、何もしなくても勝手に成長していいます。

ただ、それを優しく見守ってあげれば良いのです。

④ 他人は自分の映し鏡、許すことの大切さを知ろう

他人を批判すればするほど、自分が生きづらくなることに気づくはずです。

なぜなら、他人を批判したくなるポイントは自分の自己否定のポイントでもあるからです。

例えば他人のちょっとしたミスを強烈に批判する人がいるとします。

その人はミスを許せないという価値観を持っているはずですが、もし自分がミスを犯したらどうなるでしょうか?

ミスをしてしまった自分を責めなければいけなくなるはずです。

他人に対して許せないと思うことが多い人ほど、自分に対して厳しく生きなければいけません。

また、他人に対して厳しい人ほど自己肯定感が低い傾向にあります。

他人は自分の映し鏡とよく言われますが、自分の心の状態が他人や社会に映し出されているのです。

もし、あなたの周りに否定したくなるような人がたくさんいるとしたら、それだけ自分の心の中に自己否定感を持っていることになります。

他人を許すと言うことは、自分を許すことにもつながります。

つまり、他人を許すことは自己受容することと同じなので、自己肯定感もどんどん上がり、他人から批判も全く気にならなくなります。

他人を批判しない生き方というのは、他人に対しても、自分に対しても優しい生き方なのです。

3、日常生活で批判しない練習をする

これまで説明した方法を、日常生活で意識することで、無駄な批判を少なくすることができるでしょう。

それ以前に、どれだけ無意識に批判を繰り返してきたかに気付くはずです。

今回の内容は書籍反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」 の内容を参考にしています。

批判も反応の一つで、この書籍ではすべての「苦しみ」は自分が「反応する」ことから始まっていて、それを理解することが、悩みを解決する第一歩だと書かれています。

無駄な反応、妄想が批判につながってしまうことを反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」から学ぶことができました。

また、人生を楽に生きる上での考え方のヒントがたくさん書かれています。

15万部を超えるベストセラーとなっているも、今の時代に必要な内容だからだと思います。

4、まとめ

私も元々は他人の言動にすぐイライラし、批判してしまうような性格の持ち主でした。

しかし、今回紹介した4つの方法を意識して考え方を変える訓練をすると、誰かを批判することが圧倒的に少なくなりました。

そして、気づいたことは、批判しない生き方は精神的にとても楽だということです。

誹謗中傷が社会的問題になり、厳罰化が現実になりそうなこれからの時代は、批判癖がある人にとっては生きにくい世の中になっていくのではないでしょうか。

誰かの言葉やSNS、ツイッター、ネット記事などに無駄な批判を繰り返している人はいませんか?

今回紹介した方法を試すことで、他人の言動に影響されないだけでなく、自分の心の葛藤にも向き合うことができるため、人としてより成長できるはずです。

プロフィール
サカキ

幼少期に虐待、いじめを経験。トラウマに苦しめられる日々。
見返してやろうと奮闘するも、何事もうまくいかず・・・
それでも普通に働いて、幸せを感じられるようになりました。
自分に効果があった方法(治療法、心理学、スピリチュアルなど)紹介していきます。

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